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漢方として知られる「桑黄」はシミの初期段階に効果あり?!

そもそも桑黄とは?

桑黄(ソウオウ)と聞いてご存知の方は少ないのではないでしょうか。桑黄は漢方としての呼び名で、長崎県男女群島の女島(めしま)で多く採取されていたことから、日本では「メシマコブ」と呼ばれている貴重なキノコです。
桑黄は漢方として古くから過労・悪血・月経不順などに良いとされ、煎じ薬として利用されていました。今でも「メシマコブ茶」として販売されています。

美白に効果あり

この桑黄、先ほど挙げた過労などの効果に加えて「顔の黒いシミ」への効果があるとの言い伝えがあります。そして、その美白メカニズムがこれまで開発されてきた多くの美白成分とは異なるものであることが、三省製薬の研究により2011年に明らかになりました。

それはメラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」の成熟を抑えると言う珍しいメカニズムです。チロシナーゼは成熟した状態となって初めてメラニンを生成することが知られており、桑黄は成熟を抑えることでメラニン生成を抑える珍しい成分です。

桑黄の美白作用は次の実験で検証されていますので、一つ一つご紹介します。

実験結果

「桑黄抽出液のメラニン生成抑制作用を観察した電子顕微鏡写真」

世界中で美白成分の開発に使用されているメラニン生成細胞「B16細胞」に対し桑黄抽出液を使用したところ、次の結果が得られました。

1)メラニン生成細胞であるB16細胞に桑黄抽出液を添加すると美白成分として代表的な「コウジ酸」を使用した細胞よりもメラニン生成が抑えられた。
2)抽出液を添加したB16細胞を電子顕微鏡で観察するとメラノサイト内でメラニンが生成される器官メラノソームでのメラニン量が減少していた。
3)メラニンを生成する酵素「チロシナーゼ」は成熟した状態となってメラノソーム内でメラニンを生成することが知られており、桑黄抽出液はこの成熟を抑える作用が認められた。

こんな開発にオススメ

漢方でもシミに効果ありとされてきた「桑黄」から抽出したエキスは、より効果を高めたい美白化粧品や、今までの商品とは違ったシミにアプローチする美白化粧品の成分としておすすめです。また、美白メカニズムが異なるビタミンCやトラネキサム酸等と組合せれば、より効果を高められることも期待できます。

多くのユーザーに効果を実感してもらいたい美白化粧品の開発におすすめですよ。

三省製薬株式会社

この記事で紹介されている成分のサンプル・資料のご請求等は三省製薬までお気軽にお問合せ下さい。

TEL:092-503-2597(事業開発部) FAX:092-503-4696

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